五月
高知県の室戸市、室戸岬の建設現場にいつのまにかすみついていました。
左前足を痛めていて、不憫に思ったななの旦那さんが家につれてきたいといいました。
ななは反対でした。
ななにとっておおきいし、なにせ野犬です。
それに何歳かわからなかったので、すぐに介護が必要になったとき、誰が介護するのでしょう?
以前ななは友人の犬が老犬要介護状態をみていたので、
とてもじゃないけど、体格的におおきな犬は世話ができない…散歩もままならない…
とりあえずだめだといいました。
六月
だんだんよわってきてる…
だんなが毎日のように犬のことをきにします。エサも現場のひとがお弁当の残りをくれたりしているみたい
なのですが、一定ではないので仕方ありません。
このままではしんでしまう…旦那はきがきではない様子です
旦那さんの優しい気持ちがいっぱいつたわってきました。
とりあえず慣れるまで現場でエサをあげることを条件にエサやりを承諾しました。
エサをあげるときめた時点で、家にくることは覚悟していたのですが、
やっぱり反対でした。
七月
エサをあげるにつれ、だんだん慣れてきたみたいで、旦那のすがたをみるとよってくるようになりました。
でもエサをあげおわるとすぐはなれてしまいます。
それに、五月からみているんだけど、一言も発したことがありません。
警戒心がつよそうです。
土日にエサをあげにいくのにななもついていきました。初めての御対面です。
(あとで獣医さんにきいたのだけど)蛇にかまれたみたいで、喉とかおの半分がパンパンにはれていました。
旦那もななもびっくりでどうしようかと思ったけど元気そうなのでとりあえずそのままにしました。
その3日後旦那がうちにつれてきました。
22にち(か) | 旦那が車にのせてきた。首輪・引き綱・くちわ(使わず)を用意。庭につないだ。おとなしい。 |
23にち(すい) | 朝方、小さい声でうにうにいってる。みにいったら、トイレがしたいみたい。でもつないだ紐を放すじしんがなくて、庭の土にとこでしてもらう。 |
24にち(もく) | 獣医さんにつれていく。17kg。目の白内障から6歳位と診断される。みんなこわいので診察できず。マダニにかまれてるみたい。 |
25にち(きん) | 朝晩散歩とごはん。しっぽをふるようになる。すっかりかいいぬ。 |
26にち(ど) | 午前中シャンプー。全身どこをさわってもおこるようすなし。 |
27にち(にち) | 日中お留守番。 |
28にち(げつ) | 夕方散歩で他の犬に噛まれる。すごくこわがって、無言だけど必死にそばにいたがる。 |
29にち(か) | エサをのこす。ショックをひきずっているみたい。でも家にきてからがつがつ食べる事はなくなった。 |
30にち(すい) | ぺティ8kgあける。昼間小さい声でわん、わんという。(はじめて鳴く) |
2か(ど) | はな病院。健康状態を知る為血液検査。(重度のフィラリア。回虫・マダニ判明。びっこの右前足炎症中)フロントライン滴下。 |
3か(にち) | 2日から、うん○にサナダ虫っぽいものがでる。(まだ虫下し飲んでないのに…)げり。 |
4か(げつ) | 虫下し服用。げり。虫出ず。 |
5か(か) | げり。虫出ず。粘膜がでる。 |
8か(きん) | 台風。げりがひどいため夕方から車で病院(車で1時間)へ。大事をとって入院。 |
10か(にち) | 19時退院。 |
14か(もく) | フィラリア薬第一回。少量からはじめる。 |
16にち(ど) | 仁淀川河川敷(車で3時間)でバーベキュー。初おひろめ。夜実家でお留守番&泊まる。 |
17にち(にち) | 帰途。(くるまで2時間半。) |
22にち(きん) | 午前はなシャンプー。ごご病院へ。狂犬病予防接種。混合ワクチン第一回。 |
28にち(もく) | 夜、みにぱぱが子猫を拾ってくる。 |
29にち(きん) | 子猫をシャンプー。ノミが大量にでてきたためはな土間禁止。 |
30にち(にち) | はな、子猫(響)病院へ。はな猫診察中に川で泳いだ為Fラインできず。厳重注意うける。 |
以上はなたろうの7月9月でした。
8月2日の診察結果をみてのとおり、はなは重度のフィラリアであると判明しました。
フィラリアとは心臓にそうめん状の親虫が寄生してどんどん子虫をうんで、その子虫が血液中を流れていて、その固体の血液をすった蚊から他の個体やその本人にまた感染する病気です。
予防ほうとしては蚊に刺されないことと、薬があります。
治療法は開胸手術で親虫を取り除くことと、予防薬で再感染経路の血液中の子虫を継続的にころし、親虫の寿命をまつ方法です。
はなは後者をえらびました。親虫の寿命は6〜7年らしいですが、予防薬を服用することによって、3〜5年に縮まるそうです。
薬で虫がしぬのならなぜいっきにころさないかというと、虫の死骸で血管が詰まってしまうからです。
長丁場になりそうです。
治療のあいだ、心臓が肥大しないために強心剤と副作用を抑える薬を毎日朝晩服用しています。
5年後に普通に健康な犬に戻ることを願って…。
折れていた?足のほうは炎症もなくなり、10月現在もびっこはひいていますが、完全に治癒してるそうです。
たまに普通に歩いています。多分痛かった記憶からびっこがなおらないみたいです。
心臓に病気を抱えている為、激しい運動は厳禁です。本当は散歩もだめで、喜びすぎたり興奮することも危険なのです。
はなが6さいであったら、11さいまでそんな生活ですぐ老後です。それを想うと本当に悲しいです。
でもその時がきたらはなが嫌がるくらいおもいっきり遊んであげたいです。
実は私達が強心剤の意味をわかってなくて、はなが丈夫になるように運動させなくっちゃ!はなのすきなようにさせてあげよう♪とか思って生活していたので、はなが楽しそうだけどその後体調が悪くなったりしててお医者さんにいわれてやっと気づいたりしていたのでした。
最後にはなたろうはフィラリアですがはなたろうから感染することはありません。
みなさん、心配しないでくださいね♪
なな
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